八重洲出版のサイクルスポーツ特別編集「折りたたみ自転車で旅に出たくなる本」(2020/02/29発売)の各所に、CARACLEシリーズを掲載いただきました。
「折りたたみ自転車を選ぶ10のヒント」のコーナーでは、「hint 1 デザイン」にCARACLE-Sが「そのカタチには理由がある」モデルのひとつとして掲載されました。さらに、「hint 8 重量」にCARACLE-COZを片手で持ち上げる画像が掲載されました。この本のテーマが「旅」ということもあり、軽さが良いことばかりではないと記載されています。デメリットに触れているせいかモデル名は記されていませんが、軽い折りたたみ自転車の代表としてCOZを選んでいただいたようです。
もちろん、テーマが変われば回答も変わるのは自明で、サイクルスポーツ本誌では「軽さは正義。」と表紙で断言したこともあります。折りたためるロードバイクと考えれば、CARACLE-COZの軽さが最優先事項となる場面もあるのです。
「いま選ぶべき折りたたみ自転車ベスト20」コーナーでは、COZを「名実ともにほとんどロードバイク」の見出しで紹介いただきました。荷物の積載については注意点も記載されていますが、「非常に挑戦的なモデル」「小径でも速さを妥協したくない人には間違いなく魅力的な選択肢」と高い走行性能についてコメント頂きました。
次ページではCOZの、前三角の剛性を高める「3TRYANGLE」形状フレームや、輪行を苦にしない軽さなど、機能について触れていただきました。そして最下段の★の数によるランク表では走行性能が五つ星の満点。・・・というだけでなく、「走りの次元が他モデルと違いすぎ、星6つか7つ」「比較すべき相手はロードバイクだ」というコメントで、徹底的に突き詰めたCOZの走行性能を評価して頂きました。
ベスト20のコーナーには『CARACLE-S』も掲載頂きました。こちらは「ホイールベースが長いのにコンパクト」「比肩するのは16インチのブロンプトンだけだが、こちらは20インチ」「多くの航空会社で無料で預け荷物にできる市販スーツケース(3辺合計158cm未満)に収納可能」と、世界最小サイズを解説して頂きました。 加えて、「低床フレームとは思えないほどのカッチリした走行感覚」「20インチの車輪とロングホイールベースによって、走りの安定感は相当高い」と、高い走行性能を解説して頂きました。「『極限の小ささ』と『確かな走り』を両立」という見出しが表すCARACLE-Sの最大の特徴を実証いただきました。
CARACLE-Sは国内外の長期ツーリングに活用いただいている方が何人もいるので、この本のテーマである「旅」に活用するための荷物の積載方法などをご紹介できなかったのが残念です。また、タイミング的にCARACLE-Sスズカ・リミテッドが間に合わなかったのも残念でした。
とは言え、ベスト20の中にCARACLEが2モデルも取り上げていただいたのは、非常に嬉しいことでした。