CARACLE営業ヒサユキです。今年もチームCARACLEは、ノリクラこと「マウンテンサイクリングin乗鞍」に参加しました。言い尽くされたことですが、距離20.5km、標高差1,260mを上る、日本で最もステイタスの高いヒルクライムイベントです。それでも、平均勾配6.1%で極端な急傾斜がないため、比較的完走率が高く、初心者からトッププロまで楽しめる懐の深さが魅力の大会です。
今回は10年に一度(?)の最高の晴天で、スタート地点からはるか上方のゴール地点があまりにもくっきりと見え、参加者たちに「あんなとこまで登るのか……」と複雑な思いを抱かせました。
長い上りは苦しいのですが、ゴールの乗鞍山頂畳平(標高約2,700m)からは、乗鞍岳を構成する山々や、遠く北アルプスまで360度の絶景が広がりました。
昨年参加の3名に加えて、今年は新メンバーN岡もCARACLE-Sで初参加。槍ヶ岳をバックに、「ちょうどイモトが登ってるはず(24時間テレビ)」と、記念撮影。
森林限界を越えた終盤で失速してしまった、とのことでしたが、初参加で1時間31分台は多くのロードバイクに負けない、まずまずの記録です。
チームエースT田は、試作車(カーボン製20インチWO/451)で1:13:40と昨年より2分35秒短縮。小径折りたたみ自転車のタイムとしては素晴らしいタイムで、男子Bクラス(21~30歳)の完走292人中77位(上位26%)。途中で落とし物をして1分ほどロスしたことが残念でした。
こちらも試作車(アルミ製20インチWO/451)で参加したF永は、途中で足が攣ってしばらく休憩し、大幅にタイムダウン。
2回めの乗鞍は残念な結果でしたが、強力な晴れ男パワーで、最高のコンディションを作ってくれました(?)。
CARACLE-Sを上回る走行性能の試作車については、近いうちに情報をお知らせできると思いますので、ご期待ください。
私ヒサユキは、17回目の参加。昨年、ロードバイクでも果たせなかった1時間30分切りをCARACLE-Sで果たし、長年の悲願を達成。すっかり気が抜けて、今夏はトレーニングも大幅に減ってました。ゴール直前までは一応マジメに走りましたが、やはり昨年より遅くなりそう。
そこで、ゴール前でCARACLE-Sを折りたたんで、手持ちでゴールしました。「乗鞍を上れる走行性能を持った、世界最小の折りたたみ自転車」というパフォーマンス。
当然、タイムは大幅に落ちて、1時間36分近い結果でした(^_^;)。
意味もなく、快晴の乗鞍山頂畳平で折りたたまれた、2台のCARACLE-S(笑)。イイんです! 目立てば。
タイムが上がった者も下がった者もいましたが、CARACLE-Sや新モデル試作車が、並み居る軽量ロードバイクに負けない走行性能を示すことができたと思います。これからもチームCARACLEの活動に、ご注目ください。
余談ですが、レース前日にNHK チャリダー★で活躍している坂バカ俳優、猪野学氏にお会いしました。
昨年、エースT田とわずか13秒差だったこともあり、今年も注目していました。猪野氏はチャンピオンクラスに出場して1:12:36と、昨年より4分34秒ものタイム短縮を果たしました。
結果として、T田とのタイム差は1分4秒と広がってしまいました。落とし物によるT田のタイムロスがなければ、と残念ですが、猪野氏のここまで努力と当日の頑張りに感服です。
詳しくは個人ブログでレポートしています。