「CARACLE(カラクル)」というブランドネームの由来については、トップページも簡単に記載していますが、少し詳しく解説させていただきます。
語源の一つは、中東やアフリカ大陸に生息するネコ科の小動物「カラカル」です。ヤマネコに似た外見で、体長は50~90cm。耳の先に長い黒いふさ毛があるのが特徴です。
カラカルはとても俊敏な動物で足も早く、鳥を捕らえるために3mほどの高さまでジャンプすることもあるそうです。
軽やかに走り、しかも素早く折りたため、しかもコンパクトというCARACLE-Sの特徴を体現していると言えるでしょう。
もう一つの語源は日本的な機械仕掛けを表す「からくり」です。田中久重(からくり儀右衛門)を始めとする江戸時代の職人は、精巧で複雑な仕組みを人形に組み込み、あっと驚くような動きを実現していました。これは模倣だけでできるものではなく、創意工夫を積み重ねた職人魂が実現した偉業でしょう。
高機能をコンパクトに収める「からくり」の考え方は、まさに折りたたみ自転車に通じるものです。先人たちに敬意を払い、我々も世界が驚くような折りたたみ自転車を作り出すという決意を、ブランド名に込めました
名は体を表すと言います。2つの意味を背負った「CARACLE」の名前に恥じないよう、高機能でユニークな商品を送り出していきたいと思っています。
余談ですが「からくり」の語源は、「糸を引っ張って動かす」という意味の「からくる」という説もあります。そのままですね。